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就任の挨拶

 このたびの町長選挙におきまして、引き続き4期目の町政を担うことになりました。改めてその責任の重さを痛感し、身の引き締まる思いであります。

町長に就任してからの12年間、「打てば響く町政」をモットーに、町民の皆さまとともに「共創のまちづくり」に取り組んでまいりました。なかでも、最大の課題であった荒砥橋の架け替えが間もなく竣工の見込みであり、東西一体となった新たなまちづくりの契機になるものと確信しております。

 4期目につきましては、まずは7月豪雨災害対策に全力で取り組むとともに、第6次白鷹町総合計画のもと、特に子育て支援や教育の充実に力を入れながら、最大の課題である人口減少対策に向け、子育て支援住宅の整備や荒砥高校の存続に向けた取り組みをはじめ、老朽化したコミュニティセンターの整備や高齢者の生活支援、6次産業化のための加工施設の整備、国道287号、西回り幹線道路の整備ならびに国道348号の再整備に向けた取り組みなどを着実に進めてまいりたいと考えております。

 また、これまで積極的に取り組んできた、町の木を伐って使って植える「緑の循環システム」の構築が全国的に評価され、令和2年度の木材利用優良施設コンクールにおいて、白鷹町まちづくり複合施設が内閣総理大臣賞を受賞いたしました。今後は、町産材を都市部にも活用していただく方策を検討してまいります。

 本町のさらなる発展に向け町民の皆さまの声をお聞きしながら、持続可能で安心して住めるまちづくりに取り組んでまいりますので、一層のご協力をお願い申し上げます。

令和2年10月

白鷹町長 佐藤 誠七