白鷹スタンダード
~笑顔かがやく白鷹人へ~
「白鷹スタンダード」を活用した取り組みを行っています
町では、町の教育目標である『学び、集い、笑顔かがやく白鷹人』の育成を目指し、小中学校及び各保育園・認定こども園、荒砥高等学校との連携を深めながら、「白鷹町の子どもを育てる」という視点で、町学校教育研究所が定めた〝白鷹スタンダード〟の取り組みを行っています。
この白鷹スタンダードは、各年代の子どもたちが目指す「学びや生活の基本的な習慣」を定めたもので、現在は学校と家庭が連携して取り組んでいます。
学習の心構えを定めた「学びのスタンダード7」、生活の習慣を定めた「生活のスタンダード」、家庭における学習習慣を定めた「家庭学習の手引き」、そして、最終目標としての「笑顔かがやく白鷹人7」の4つにより構成されています。
次代を担う白鷹人の育成には、子どもたちの成長を見守る地域との連携も不可欠です。ここでは、この白鷹スタンダードについての取り組みの概要や状況などを紹介します。
- 白鷹町学校教育研究所とは・・・
教職員相互研修の便宜を供与し、学校教育に関する調査研究を行い、教育計画の樹立に資し、学校教育実践の向上を図ることを目的に設置されています。(「白鷹町教育研究所設置条例」より)。運営は、町からの委託により行われています。
学びのスタンダード7
各小中学校の児童生徒が、授業を受けるときの『学習の心構え』の7項目を記載しています。
- タイム着席!時間を見て着席します。
授業の準備をして待ちます。
- 授業の始めと終わりのけじめをつけます。
「起立」→「あいさつ」→「礼」→「着席」
- 背筋を伸ばしてよい姿勢で学習します。
机の上には学習に必要なものだけ置きます。
- 「学習のめあて」をつかんで意欲的に授業に参加します。
- 友達の考えを理解しながら自分の考えと比べてききます。
- 場に応じた声の大きさと速さでわかりやすく話します。
- 正しい鉛筆の持ち方でていねいな字で書きます。
<学びのスタンダード7PDF>
生活のスタンダード
4つの視点から、保育園・こども園、小学校、中学校・高等学校ごとに目標とする『生活の習慣』を記載しています。
1.基本的な生活習慣
- あいさつ(いつでも・どこでも・自分から・明るく・笑顔で・はっきりと)
- 返事(呼ばれたら・わかったら)
- 整理整頓(記名・片づけ・物を大切に)
2.生活リズム
早寝・早起き・朝ごはん(栄養のバランスを大切に)
- 起床時刻…午前6時30分まで
- 就寝時刻…
[保育園・こども園]午後8時30分まで
[小1・2年]午後9時まで
[小3・4年]午後9時30分まで
[小5・6年]午後10時まで
[中学校]午後11時まで
[高校]午後11時30分まで
3.メディアとの関わり
- 「家庭での約束」から「自己コントロール」へ
テレビやゲームの時間、携帯・スマホの使い方
4.他との関わり
- 言葉づかい(相手や場に応じた敬語が使える)
- 思いやりの心(相手や場に応じた行動)
家庭学習の手引き
小学1・2年、小学3・4年、小学5~中学1年、中学2・3年ごとに目標とする『家庭学習の習慣』を記載しています。
宿題から自学への円滑な接続
[小1・2年]宿題を確実にする習慣を
[小3・4年]宿題+自学(復習)を時間帯を決めて
[小5~中1年]宿題+自学(復習、発展、予習)を
目指す姿
[小1~4年]わからないことを教師や家の人に聞く
[小5~中3年]わからないことを調べたり、質問したりするなど、苦手克服のための努力をする
時間
[小学生]最低でも10分×学年
[中学生]平日90分
態度
[全学年共通]
- ながら勉強をせず、集中して学習する
- 宿題を確実に提出する
笑顔かがやく白鷹人7
白鷹町の子どもたちが、高校卒業までに成長してほしい『生活のスタンダードの最終目標』です。
- あいさつ上手で、笑顔かがやく白鷹人になろう!
- 考えを言葉に表し、思いを表現できる、かかわり上手な白鷹人になろう!
- 思いやりの心を持ち、人の役に立つ白鷹人になろう!
- 早寝・早起き・朝ごはんで、元気で賢い白鷹人になろう!
- 時間や約束を守り、さわやかな白鷹人になろう!
- 整理整頓を心がけ、物を大切にする白鷹人になろう!
- ゲームやメディアの約束を守り、自己コントロールできる白鷹人になろう!