木材利用による地球温暖化対策
公共施設等炭素貯蔵量表示事業
地球温暖化対策として木材を活用して「緑の循環システム」を進めましょう!
木材は森林が吸収した炭素を貯蔵しており、町内の施設においても木材を積極的に利用して、地球温暖化対策の一環として取り組んでいます。木材を積極的に利用することは森林の二酸化炭素吸収量アップにつながることが期待されており、植えて、育てて、伐採し、活用する緑の循環システムが地球温暖化対策の一翼を担っています。
「緑の循環システム」とは
二酸化炭素の森林吸収量を持続させるためには、高齢化が進み伐期を迎えた杉の計画的な伐採や植林、間伐、下刈り等の森林管理が必要です。伐採された木材を有効利用することが森林を活性化することに繋がります。白鷹町では「植林」「育林」「伐採」「利用」のサイクルを「緑の循環システム」と称し、森林施策や環境施策の中で重点的に取り組むこととしています。
イラスト:林野庁「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略について」より
炭素貯蔵量を表示!
この度、白鷹町では町内の公共施設等に利用されている木材が、どれくらいの炭素を貯蔵しているかを林野庁のガイドライン(https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/mokusan/211001.html)により算定し、各施設の貯蔵量を示したボードを掲示しました。
各施設の炭素貯蔵量
※炭素貯蔵量について、1t-CO2は、人間が呼吸で排出する二酸化炭素の約1,000日分となります。まちづくり複合施設は5,915人分の1年間の呼吸で排出するCO2を木材に貯蔵しています。
まちづくり複合施設